トラブルシューティング。

BMWでは色々はトラブルにて入庫されるかたが多いです。
中でも色々なトラブル例をご紹介いたします。

トラブルシューティングはその個体のみのこともありますのであくまでも参考程度に留めてください。
症状のみでのこの事例があてはまるとは限りません。

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E36 M3 3.2Lです。
アイドリングにラフアイドル、高回転域にてふけて行かないような症状。
ISISにて診断するととくにフォルトは入っていかないがVANOSテストを行うとVANOSアキュームレーター不良により基準値までIN、EXとも行かない状態。
アキュームレーターを交換しさらにVANOSテストを行うが同じ症状です。
高価なVANOSソレノイドが逝かれている状態のため交換いたしました。
交換後は完璧に症状改善いたしました。
E36も高年齢になってきましたのでチェックが必要になってきました。
バックオーダーも多くなってきておりますので何かあれば早めの診断が必要になってきつつあります。

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BMW E28 533Iです。
以前集中ロックにキーレスを取り付けましたが集中ロックが全然効かなくなったというものです。
一度来店いただき、拝見させていただくと集中ロックユニット内部が壊れていて修正をおこなったのですが再度同じ状況でさらに電源フューズが飛んでしまうようです。

フューズが飛んでしまうということはなにか原因が故障とは別の配線がショートしているのか調べていきました。
結果は集中ロックユニットが常時集中ロックモーターに通電してしまっているためにモーターが全て焼けてしまっている状態です。その結果フュースが切れてしまうようです。
しかし集中ロックユニットはBMW社でも廃盤になってしまって部品がありません。
外品を考えましたが、トランクの集中ロック、フューエルリッドにもロックを使えるようにと純正の中古品が手に入りそのユニットを使用し外品のモーターを使用いたしました。
配線は当然改造しモーターを取り付け位置変更し取り付け完了です。
当然4枚ドアーにて使用するものをトランク、フューエルリッドも付属するために2台分使用いたしました。

この作業のポイントはドアー、トランクのキーシリンダーでも集中ロックができるようにする仕組みです(キーレスも当然使えます)
当然モーター内にピン接点があり、キー及びロックノブにてロック、ロック解除ができなければいけません。
トランクは当然ロックがかかるとトランクボタンを押しても開かないようにしなければいけません。
トランクは企業秘密とさせていただきます。
ナカナカ簡単にはいきませんよ!

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今回はE46 318ツーリングです。
エアコンが効いたり、効かなかったりいたします。
今回入庫されたときはエアコンガスが抜けてしまってエアコンが効かない状態でした。

エアコンガスを注入して漏れを確認しようとしてもエアコンコンプレッサーが入ってくれません。
翌々点検すると電動ファンも回っていない状態です。
エアコンパネルは作動は正常にしていて、エアコンコンプレッサースイッチも点灯しています。

診断テスターをつないでエアコンの状態を把握しなければなりません。
テスターをつないで見るとエアコン装置につながりません。室内コンピューターはすべてつながりません。(つながったり、つながらなかったりします)
つながるときはエアコン装置は正常作動し、エアコンも作動します。

エアコンコンプレッサーはエンジンコンピューター(DME)が作業させ(電動ファンも)、エアコンの状況はIHKA(エアコンシステム)が情報をDMEに送り、コンプレッサーを作動させます。
この情報をkバスにてメーターに一旦おくり、DMEに指令をだします。

診断がつながらないのはメーター自体が不良でデーター伝送をおくれなかったのが原因してた。
今回はメーターを交換し、走行距離、車体番号をコーディング作業し、完了です。
エアコンシステムがおかしいのにメーター交換というちょっと変わった作業でした。

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車両はE39525i

症状は運転席より集中パワーウインドスイッチから運転席以外は不動、各ドアーは動く。
ミラー格納は助手席のみ不動、キーレスにてフロント左右ドアー不動といったものです。
今回は悩みました。
ボディーバス(P-BUS)が関連しているのですが、運転席パワーウインドスイッチは運転席ドアーモジュール、助手席ドアーモジュール、シートミラーモジュールがP-Busにてつながっています。
以前ディーラーにてうががっていたことは運転席ドアーモジュールよりパワーウインド助手席を動かすと、運転席スイッチ→ドアーモジュール→助手席ドアーモジュール→パワーウインド作動という図式でした。が少し違っているようです。

キーレスにてフロント左右ドアーの集中ロックが不動ということからp-busが断線していると想像がつくのですが実際は切れておりませんでした。
当然診断テスターはGMにつながり評価判断をしているのでp-busが断線ではなくプラス、グランドにショートしたことによりGMが内部にて壊れてしまった結果そのような状況になってしまったようです。

テスターの結果と知識のずれにより余計に時間が掛かってしまいました。