メンテナンス紹介

よくお客様から聞かれることなのですが・・・
この車両どれ位乗れる?
建て前上車両はメンテナンスをすれば長く乗ることが出来ます。
が、メンテナンス費用も莫大になってきつつあると車両を乗り換えるチャンスかもしれません。
しかし、長年乗ってきているBMWは愛着、希少車などたくさんの名車があり、長くお付き合いしたいものです。
しかし、旧車など最近のディーラーでもなかなか触ってくれない車両が増えつつありますが、当社はディーラーの経験が15年以上あり1986年よりBMWにて勤務しておりましたので旧車と呼ばれる車もいやというほど整備してきましたのでご安心してお任せください。

車両はE84 X1 1.8Lの車両です。
症状はアイドリング中にどこからともなくポコポコ音が発生するというもの。
マフラー本体にサーモバンテージを巻き、ステンレス特有の共振音であると思われるために対策いたしました。走行距離2400KMの新車の対応分です。


今回はE39 525iより。
走行距離は140000kmと走行距離がおおいのですが・・・

今回作業内容はシリンダーヘッドガスケット交換(オーバーヒートぎみになる)なのですが、ヘッドカバーをあけてびっくり!

なんとエンジンオイルを交換していないではないか!!!

シリンダーヘッドをはずして歪を点検すると0.3mm限界ぎりぎり
でしたので研磨を行い装着する予定です。

エンジンオイル(ロングライフオイル)は多くても15000kmまでに交換しないとこうなってしまいます。

今回はヘッド水圧テストとともにヘッド線状、オイルタペットフォルダー清掃、バルブシール交換の付属作業が追加になりました。

スラッジの清掃は大変で、又オイルパンの中を見るのが怖い!

車両はE60 M5.
走行中にSMGのギアーマークが点灯し、Dレンジ(マニュアルモード)Rレンジにもシフトできずに路上にてストップしてしまいました。ディーラーでの判断はミッション、クラッチともに交換というものでした。初期型のSMGミッションは内部が非常に壊れやすく、クラッチのフェーシングも怪しいことからユーザーさんと相談の上、ミッションは走行距離の浅い中古品を探し、クラッチは念のために交換いたしました。費用はディラーの役半分にて対応できました。

車両はE87 116i。
ウインカー全点灯しているのに点滅が早い。左右とも。
球は全部ok。メーター球切れランプは不点灯です。
照明関係をつかさどるFRMというコンピューター不良のため交換。
最近のBMWはコンピューターを交換してもプログラミングというデーターを構築する作業が必要となりますのでこの作業をして良好です。

車両はE39 530i。
お決まりのDSCランプ点灯です。
ディフェクトは左リアー回転数センサー不良。
大概は回転数センサーを交換してもないらない場合が多いです。
ディーラーではユニット交換しなければならず私どもではこのユニットを外注にて修理していただいております。大体ディーラーの金額の2/3くらいに納まります。
E90ではディフェクトはポンプモーターで、これまた本体の交換となりますが、これも修理いたします。
本体を取り外して外注に修理に出しますので約1週間のお預かりとなります。
しかし、必ずしも修理できるとは限りませんので一度ご相談ください。


今回はE39 M5より。
症状はエンジンが完全温間時に一度エンジンをきって20分くらいおいて再始動するとエンジンストールするということです。

エンジンフォルトメモリーを確認すると左フロントO2センサー
薄すぎるということです.1
コンピューターにて診断するとO2センサーは正常に反応している。
しかし、上記のことをすると確実にエンジンが止まる。
エンジンをかけてアクセルをふんでいると吹けない状態になり、
なんとかアクセルを踏んでいるとエンジンがかかっている状態です。
ステイタスにて点検すると、左エアーマスの信号が右と少し違う
値を示している。
吹けない状態を察すると燃料関係のトラブルを思われる。
フューエルプレッシャーは正常な値。
左右エアーマスを振り返ると症状は変化しエンジンストールはなくなるのでエアーマスを交換いたしました。
エアーマスの信号が若干違う値をしめしていたのですが、範囲内の値にてなかなかわかりませんでした。
このエアマスが曲者。
最近E90、E60、E46、E38のエアマスがよくこのようなことが起こっています。
注意必要です。


車両はE39 M5です。
エンジンフェイルセーフプログラム点灯。
このものが点灯するとアクセルがフライバイワイヤーになっているのでペダルが反応しなくなり、走らなくなってしまいます。
このものは、アクセルペダルセンサーとEDK(スロットルを電気的に操作するもの)の値がずれてしまった場合に発生いたします。
この作業にはGT1(BMW診断システム)が必要になります。
テスターをつかってペダル側かEDK側かどちらか故障しているか判断し交換するのですが、ペダル側とスルットル側の同期作業が必要になります。
こういった作業でもおまかせください。

BMW E90 320I。
A/Tオイルパンリアー側よりオイル漏れ。
今回万全を期すためにA/Tオイルパン、スリーブ交換。
通常はオイルパンガスケット、スリーブにて対応できると思います。
E60、E90はこのオイル漏れが多いです。
スリーブは対策品をご使用ください。

最近では珍しくよくこの状態を維持されているE28 533iです。
以前キーレスを取り付けさせていただきましたが、今回集中ロックが全て効かなくなってしまいました。
集中ロックのフューズが切れてしまっておりますが再度フューズを取り付けると飛んでしまう始末です。
集中ロックユニット不良のため(ロック信号を流しっぱなし)ロックモーターがすべてやけてしまっておりました。しかし、ロックモーター自体がドイツでも生産中止になっており、手を尽くして部品調達し、ロックモーターが外品をしようして復活させました。
しかし、取り付けは配線との格闘を要します。(すこしノウハウがありますが秘密にします)。